台湾から大型企業誘致団が訪日

Share

 8月29日から9月1にかけて、台湾の政府行政院建設委員会の劉憶如・主任委員率いる企業誘致のための訪問団が来日。総勢226人からなる大訪問団は、東京と大阪でそれぞれ企業誘致のセミナーを開催し、企業訪問などの活動も行う。東京でのセミナーは8月29日、帝国ホテルで開催されるが、同日15時より同ホテル内で日本企業との覚書の調印式と記者会見も行い、台湾の政府としても、日本と台湾の企業を結ぶ大きなイベントとして、この活動を位置付けている。このイベントにより、日台双方の企業の一層の提携関係の深化が期待される。
今回の訪問団は台湾の政府が官民一体となって行われ、台湾の中央省庁から7省庁、地方自治体から8つの県及び市が参加。台湾の弁護士や会計事務所、企業など170団体が訪日し、日本の企業や団体など4日間に40ヶ所を回る予定。8月29日は東京・帝国ホテルでのセミナーと調印式・記者会見が行われるが、8月31日には大阪のホテル阪急インターナショナルでもセミナーを行う。
このところ世界の多くの企業が成長著しいアジアの中でも特に成長が高く、かつ安全な投資先として台湾に注目しており、多くの日本の企業も台湾に向かって動き出している。それだけではなく、台湾の政府もそれに答えるべく、IPOが台湾でよりしやすくなる環境なども整えつつあり、法整備も進みつつある。この現状にあって、台湾の官民一体となった「日本企業誘致」の動きは、日本経済を再び活性化するための台湾の政府の行うミッションと考えることができるとすれば、これは台湾が官民一体となって、不況と東日本大震災に見舞われた日本への大きな義援の1つであると見ることもできるだろう。

台湾新聞 Business Exchange: 台湾から大型企業誘致団が訪日
http://taiwannp.mita.minato.tokyo.jp/article.php/20110828101800732