「中元節」は日本の「盆」

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 台湾にも「お盆」がある。「中元節」と言い、亡くなったご先祖さまを思う。台湾の人にとってはとても大切な日とされ、毎月、旧暦の7月15日がその日。今年はその日は新暦で8月14日。家庭でも先祖を思う儀式が行われるが、台湾の各地でも政府主導の儀式が行われる。

 特に台北から1時間あまりの時間で行ける「基隆」では、100年ほど前から、台湾で最大の中元節のお祭り「鶏籠中元祭」が催されることで有名。台湾の12大まつりとしても有名な観光行事だ。まず、前触れとして旧暦7月1日には、「あの世の門」が開いたことを祝う「開龕門」、「放水燈」、「中元普渡」、そして月末にはその門が閉じたことを象徴する「閉龕門」など、一連のイベントずくしとなる。

 また、宜蘭の「頭城搶孤」も有名だ。こちらは、あの世への門が閉まる「関鬼門」の日に、デコレーションされた大きなやぐらの上に向かっていくつものチームが登り、その頂上にある「順風旗」を取り合う。やぐらの途中には、登るのを難しくするために油が塗ってあり、それを見る人々も熱狂する。

 これらの一連の儀式は日本の「盆」に似ている。日本の「盆」はもともと仏教行事だが、台湾のそれは道教の行事と仏教の行事が一緒になったものだと言われている。

◆基隆「鶏籠中元祭」のホームページ
◆宜蘭「頭城搶孤」のホームページ(台湾観光協会のページ)

 

台湾新聞 Business Exchange: 「中元節」は日本の「盆」
http://taiwannp.mita.minato.tokyo.jp/article.php/20110814183731402