【速報】福島県私学団体総連合会へ奨学金とPCの寄付:佛光山

東日本大震災で原発事故を筆頭に、おそらく日本で最も甚大な被害を受けたとされる福島県。その福島県の高校生たちに、台湾の寺院・国際NGOである国際佛光会(本山・高雄)から、6月20日、奨学金と台湾製PCの贈呈が行われた。この日、国際佛光会のメンバーは、盛岡で義援金などの贈呈式を行った後、福島での贈呈式に臨んだ。オブザーバーとして、東京大学で中国仏教を教える丘山新教授も招かれ、多くの示唆に富むお話もあった。最初の挨拶は、佛光山日本支部・日本佛光山責任役員の釈満潤さん。その後、福島県私学団体総連合会の山崎勲会長から、お礼の挨拶があり、その後、奨学金とPCの贈呈式となった。

贈呈式の後、釈満潤さんにお話を伺った。

「小学生、中学生は日本では義務教育なので、災害時にも日本の国がなんとかしなければなりません。でも、社会に出る直前の高校生たちは、大人扱いはある程度されるけれども、社会が大人とは認めない年齢。それに、義務教育でもないので、公立の学校ではない私立の学校はどこもこの災害で特に多く苦労があると思い、他の援助があまり手の届かないであろう私学への援助を行うことにしたのです」とのこと。

なるほど、言われてみればそういうことは十分に考えられる。東日本大震災の甚大な被害を受けた東北地方では、義援金などの配分なども遅れているだけではなく、地域の事業へのダメージも大きく、雇用なども多く失われ、復興への道をいっそう険しくしているように思われる。そんな中で、忘れられようとしている「私学」、それも義務教育ではない「高校生」への援助は、佛光山の人たちが十分に考えての援助であったことが伺える。

日本の復興に、なんとかして効果的な方法はないものか。少ない援助のお金や物資をどうやって最大限活かしてもらうか。ただ援助する、がんばる、だけではなく、しっかりと被災者のことを考えた、通り一遍ではない援助を模索した結果が、この「被災地の私学への援助」ではないだろうか?



台湾新聞 Business Exchange: 【速報】福島県私学団体総連合会へ奨学金とPCの寄付:佛光山
http://taiwannp.mita.minato.tokyo.jp/article.php/20110620203312476