南投県が日本からのロングステイを受け入れ

 

台湾交通部観光局は2011年4月6日、台湾中央部にある南投県埔里鎮と共同で、東日本大震災の被災者の長期滞在を受け入れる「台湾愛的ロングステイ計画」を実施すると発表。

 台湾政府交通部観光局ではこれまでも台北に一極集中する外国からの観光客を台北以外の地域でもいかに受け入れるか、ということを考えてきた。これはその動きにもつながるものだ。

南投県は台湾のほぼ中央に位置し台湾最高峰の玉山、景勝地の日月潭(Sun Moon Lake)などで知られる自然が豊かなところ。1999年9月の大地震の震源地でもあったため、日本の今回の震災の被害に対しても、なにか援助ができないかと考え、この計画を考えた。

 日本の被災者が、台湾でも有数の自然環境を持つ南投県に長期滞在することで、落ち着いた気持ちと元気を取り戻してもらおうというコンセプトだとのこと。観光局と同県の民宿などが実施する。この5月の連休から、日本の被災地の観光業界や自治体関係者20人を視察に招き、詳細を詰める。

 なお、日月潭には日本統治時代に作られたお茶の農事試験場があり、日本統治時代の職員住居などが保存されている。そこで作られた紅茶は世界でも有数の質の高い紅茶として有名。今もそこで高級紅茶が作られている。昨年は、南投県でその紅茶をめぐるツァーなども開催された

台湾新聞 Business Exchange: 南投県が日本からのロングステイを受け入れ
http://taiwannp.mita.minato.tokyo.jp/article.php/20110407085854611