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 2019年6月17日(月) 00:55 JST

馬英九総統が日本交流協会台北事務所の齋藤正樹代表と会見

日本NEWS

馬英九総統は12月14日、総統府において間もなく離任する日本交流協会台北事務所の齋藤正樹・代表と会見し、「この1年間、台日関係は最も急速な成長段階にある。私は総統就任後、『活路外交』を推し進めてきており、また、台日間には歴史的な深いつながりもあることから、関係は良好である。これまで中国大陸による理由から台日双方の関係は多少の紆余曲折はあったが、両岸関係の改善に伴い、これらのトラブルはもはや台日交流の抵抗力ではなくなっている」と説明した。



馬総統は続けて、「この1年半の間、台日関係は数多くの重要な進展があった。12月1日に台湾は北海道に駐日代表処札幌分処を設立したが、これは台湾が日本に設立した6番目の駐日代表処機関であり、今後は毎年同地を訪れる28万人の台湾人旅行客をサポートできるようになる。また同時に、台日往来の重心を日本の北部にまで延ばすことにもなった。このため、私は王金平・立法院長(国会議長)が代表して札幌分処の開設式典に出席するよう特別に要請したが、これは台湾の政府がこの札幌分処開設に対しきわめて重視していることを示すものであった。そのほか、台日双方は12月11日に台北の松山空港―羽田空港間のチャーター便運行協議に署名し、2010年10月より毎日双方各4便の直行チャーター便が運行できる予定であり、私が総統選挙で提言した重要な公約を実現するものとなった」と述べた。
 馬総統はさらに、「齋藤代表が国立政治大学での『当代日本研究中心(現代日本研究センター)』設立を積極的に働きかけ実現させたことにより、台湾の学術界が現代日本を研究する上での新たなる1ページが開かれた。また、今年6月には台日青年間の『ワーキング・ホリデー制度』が正式にスタートし、18歳~30歳の青年が相手国でアルバイトをしながらの長期滞在が開放されたが、これは若者を観光に引き付け、相互の理解増進にもプラスになるものである。文化交流面では、台湾は東京に文化センター設立を計画しており、さらに『国立故宮博物院』収蔵の国宝の日本展示および両国の文化交流推進も計画している。そのほか、日本に居住する台湾人はこれまで日本における居留関係書類の国籍欄には『中国』としか記載されず、識別する上で混乱が生じていたが、最近、日本政府は関係する法律を改正し、日本に居住する台湾同胞の国籍欄に『台湾』の記載が可能となってきた。私は台湾の政府と国民を代表し、齋藤代表が任期中に行ってこられた数多くの貢献に対して衷心より感謝の意を表する次第である」と強調した。
 また、「今後、台湾の政府はさらに多くの民間を含めた台日対話の窓口を推進していくものである。現在、台湾は烏山頭ダムに『八田與一』記念パークを建設しており、今後両国の民間交流はより一層頻繁なものになることが予想される。最近においても、在台の『台北市日本工商会』が白書を提出されたが、台日両国は長年にわたる歴史的なつながりおよび豊富な協力の経験があることから、台日双方の企業がもし戦略的連盟を設立し、共同で中国大陸市場を開発したならば、その他の国々よりもさらに競争力を持つものとなり、双方が共に利益を得られるのみならず、中国大陸、日本、台湾の3カ国の関係改善および東アジアの平和促進にもプラスになるものである。私は総統就任後、台湾と日本の関係改善に努力してきており、この1年余りの間に合計51回、日本からの訪問客と会見したが、これは政府が台日関係に対する重視を物語るものである。今後も各種ルートでの交流を通して、台湾の政府による台日関係改善の努力は止まるものではなく、さらには対日関係が一貫して深化し、拡大展開していくよう願っていることも日本各界関係者に理解していただけるよう願っている」との考えを示した。
 齋藤代表は「私は12月20日に離任するが、台湾での1年5カ月の間、台湾各界から暖かく迎え入れていただいたこと、および私の行ってきたことを馬総統に評価していただき、深く感謝を申し上げたい。日本では2009年を最も代表する漢字『新』が選ばれたばかりだが、新しい一年において、新任の日本の駐台代表が対日関係のために新たなる1ページを開くことができるよう期待するものであり、私個人としても引き続き台日関係の発展に注目し協力していきたい」と述べた。
【総統府 2009年12月14日】日本語資料提供:台湾週報

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